"バーで偶然隣に座った女性と意気投合し数時間。名残惜しいが妻が帰りを待っているので店を出ると、彼女は携帯で何かを入力した。刹那、耳を劈く爆音が轟き、駅の方向から黒煙が立ち昇る。事故か、はたまたテロか。阿鼻叫喚の渦の中、彼女は私の肩に頭を預けて囁いた。「――終電、なくなっちゃったね」"